MURATA. Blog

No.46     2009年HDD大賞                

 
 
 
 
こんちは。
 
ちょっとしつこいかもしれませんが、
前回のお話の後、なかなかタイムリーな記事を見つけたので一応紹介しておきます。
 
 
どのハードディスクが危険なのか、データ復旧業者がHDD復旧統計データの2009年版を公開 - GIGAZINE:
 
 
なるほどなあ。 偶然なんだろうけど、2008年製のHDDが曲者だったみたいですね。
その症状が表に出たのが、2009年 と。 なんか納得。
 
 
しかし、、、、 
個人的にはWD(Western Digital)のHDDは良いかと思ってたけど、
3.5インチHDD部門で、修理依頼率がトップとは、、、。 なんかショック。
 
まあ、シェアの多さと比例してるんでしょうけど。 (シェア1位:Seagate、2位:WD)
でも、Seagateのトラウマと 日立の気になるカタカタ音、(SAMSUNGはどうも個人的なイメージが、、、)
となると、今のところWDなんだけどなあ。
 
 
 
あと、外付けHDD部門 は、ほぼイメージ通り。  やっぱりかw という結果ですね。
 
 
せっかくなので、この際、伏字などにせず 堂々と社名を出して僕の意見を書いておきます。 
 
いや、これは完全に僕の個人的な勝手な印象で、 必ずしもそうじゃないでしょうけど、
このグラフは、僕の印象にみごとにピッタンコですw
  
 
この仕事をしてると、みなさん データを「外付けHDD」に入れて持ってくるので、
いろんなメーカーの、いろんな「外付けHDD」を見ますが、
なにかトラブルを食らうのは、だいたいこんな感じなんですよね。ほんとに。
 
 
特に、このグラフの最多と最少、「BUFFALO」と「LaCie」。
みなさんが持ってくるHDDも、この2つのメーカーのHDDがダントツに多いです。
 
多い理由を想像するに、
「BUFFALO」は、電気屋さんのHDD売り場に行くと、他のHDDより かなり「安い」印象を受けます。
BUFFALOのHDDだけ、ちょっと値段が違いますよね。 BUFFALOは昔からそうです。とにかく「安い」。
普通の人だったら、「安いからこれにしよう」 となるのも分かります。


「LaCie」のHDDはそれに比べて、かなり「割高」な値段です。HDD売り場の中でも、たぶん一番高い。
それはインターフェース(挿し口)がほぼフルコースだったり、モノとしてしっかりした作りだったり、
まあ、「そのくらいの値段になるだろうな」という感じの作りになっているので当然といえば当然でしょう。
「高いから良いはずだ」というのも、「みんなが使ってるから」というのもあながち間違った判断ではありません。
 
 
 
要するに、「安くて手ごろなもの」 か 「高くても良さそうなもの」 というどちらかになるので、
「BUFFALO」と「LaCie」が多くなるのだと思います。
 
  
  
で、実際の使用している感じですが、、、
  
BUFFALOのHDDは 残念ながらトラブルが多いです。 これは昔から多い。
音楽業界では、HDDにかなり大事なデータを入れて使用するので、
さすがにちょっと、仕事の際は他人にはオススメできないです。
 
ぶっちゃけると、「HDDはどれを買ったらいいですか?」とよく聞かれますが、
僕ははっきりと、「BUFFALOは止めて下さい」と念を押して言ってしまっています。
 
とにかく「安い」ので、コスト的には良く どうでもいいデータ(?)などには使っても問題ないでしょうが、
正直、仕事にはあまり使いたくないです。 
というぐらい 結構 大変な目にあった事が 実際に多いです。
 
 
対して、LaCieのHDDは 値段に見合った安定した感じです。トラブルも少ない。
一時期、電源アダプタのピンの部分が細くて、接続する時に破損してしまうケースがあったみたいですが、
たしか今は太いピンになっていて、大丈夫だったと思います。(全部かどうかは分かりませんが)
というか、そんなのも 接続する時にグリグリねじ込んだりしなければ、普通は平気なはず。
繋げる時ぐらい、慎重にやりましょう ってぐらいのもんです。
普通に使っていたら、かなり安定しているHDDだと思います。
 
それ故に、みんな使うようになったのでしょうし、
あとは、音楽業界は 「異常なほどMac使いが多い」のもみんなが使う理由でしょうね。
LaCieは初めからMac寄りになっているので、Mac使いにはとても親切です。(売り場でもMacの近くにあったりする)
いまだにIEEE1394(FireWire)が付いてますし。
 
 
もしかしたら、過去の経験からLaCieが嫌いという人もいるかもしれませんが、
極論を言うと、LaCieを壊すような場面だったら 他のHDDでも壊れてた ぐらい言っちゃってもいい気がするくらい、
持ち運びするストレージとしては、優秀だと思います。 
 
 
 
しかしこの、外付けHDDの故障率、単に「安かろう・悪かろう」という話では無い気もしますね。
やっぱり、人間というもの、「値段相応の扱い方をしてしまう」 ってのもあるような気がします。
無意識のうちに、安いものは雑に、高いものは慎重に ということもありそう。 にんげんだもの。 みつる
 
あと、LaCieはその本体が、結構 重量感があるので慎重になる ってのもあるかもしれません。
(昔の、同じ内容なのに 重いマルチテープの方が DATテープより偉そう みたいな) 
 
さらに、LaCieは箱がデカい。 無駄にデカい。 
というか、そもそも LaCieがモノとして「変なカタチ」をしていて、ちょうど収まる「キャリングケース」みたいなものが世の中になくて、
みんな 元の箱のまま持ち歩いてますよね。 それが、かえっていいのかもしれません。
デカいから、その存在感から みんな大事にするし、
電子機器というのは大抵、最初の梱包が一番 安全性が高かったりしますからね。
あ、でもそれを言ったらBUFFALOも同じか。

 
まあとにかく、音楽業界では HDDに入れるデータは大事なものなので、HDD選びは慎重にするに越した事はありません。
(もちろん、バックアップを確実にするのは当たり前として。)
 
 
外付けのHDDは、僕だったら 中身とガワを別に買って組み立てますが
(コストパフォーマンス的にそれが一番いいので)
それがメンドウだったり、分かんない とかだったら、
やはり、みんなが使ってる「LaCie」のHDDが一番良いと思います。
(それでも、絶対に壊れない という意味ではありません。 扱いには細心の注意を)
 
「みんなが使うのには ワケがある」 という良い例ですね。 
 
 
 
というわけで、結論としては
「LaCieのHDDがキレイに収まる、専用キャリングケースを作って売れば 結構 儲かりそうですよ」 といったところでしょうか。
 
(あれ?  でも、これほんと。 あの箱、デカくてうざいとみんな思ってると思うので 誰か作ってくれませんかね?)
 
 
 
 
 

 
 

No.45     HDDは消耗品                  

 
 
 
 
みなさま、おつかれさまです。 だいもによん 村田です。
  
 
だいぶ前から、日常生活を送っている時、「お、これはネタになる!こう書いて、こう書いて、、、」と、
脳内で妄想ブログを書いて、、、、 
で、それで満足して、実際のブログには書くのがメンドウになってしまう、
「脳内ブログ病」にかかっております。  困ったね。  
  
 
 
まあ、そんなことよりさ、
この前、ちょっとわたくし 喰らっちゃいましたので、そんなお話でも。
 
  
 
タイトルの通り、ハードディスク 「HDD」 です。 正直、トラブりました。 くそー。
  
 
もう最近は、みなさん 「HDD」 を避けては通れないと思いますので、
せっかくなので、なにかあるごとに毎回 しつこく話題にして、
みなさんに「自分は大丈夫か?」とドキドキしてもらう事にしました。 転ばぬ先の杖 です。
 
  
 
声を大にして申し上げます。
  
 
「ハードディスクは消耗品」 です。 そう、「消耗品」。  
  
 
ぜんぜん、丈夫でも無いし、耐久性に優れてもいません。 
いつまでも使えるモノでも無いし、ある時、突然、ぶっ飛びます。 まじで。
酷使しすぎてぶっ壊れる事もあれば、新品なのにいきなりお亡くなりになることだってある。
  
 
もう一度言います。 「きをつけろ ハードディスクは しょうもうひん」 
 
 
「使い捨て」ぐらいの捉え方でもいいぐらいです。
「使い捨て」ぐらいのモノなんだから、信用しすぎないで マメにバックアップをとってください。
そして、最近は安いんだから、ちょいちょい買い換える くらいでいいと思います。
本当に、いつ壊れるか分からないモノなんです。
  
 
この感覚、決して忘れないようにしてください。

そして 大切なデータは、 「世界に1つしかない」状態はできるだけ避けてください。 
 
  
 
それでは、以下 僕の不幸話です。
   
   
 
昨年、夏ごろ あまり大々的に表には出ていませんが、世界中でちょっとした「激震」が走りました。
 
かの、「Seagate製HDD 初期不良問題」 です。
 

どういうことか、簡単に説明しますと、
HDD老舗メーカー Seagate社がある時期に発売・出荷したHDD 数機種において、
かなり致命的な問題があることが発覚しました。
  
 
「ファームウェア エラー」というもので、突然、コンピュータに認識されなくなる という症状が出ます。
中のデータは大抵、何事もなく無事で HDD自体は動くのですが、
コンピュータが HDDを全く認識できない「ロックしてしまった」状態になります。
動いていても、データにアクセスできなければ、それは無いも等しい。消えてしまったのと同じ事です。
  
 
機種によって、若干 症状に違いがあるようですが、大体 似たような傾向で、
一度ロックしてしまったHDDは、もう どうやってもアクセス不可能 という かなりタチの悪い不良です。
 
 
不良品が世に出回る事件なんてのは、わりとよく聞く話な気もしますが、
この事件の場合、メーカーが超一流の老舗で 実際、物凄いシェアを持っている、
すなわち「売れている」HDDに、こんなとんでもない爆弾が仕掛けられていた ということで、
一部で、すごい大騒ぎになりました。 というか、世界中で大騒ぎでした。
 
  
しかも、しばらくして Seagate社が自社製品のエラーを認めたものの、その対応が
「送ってくれば修理してあげる。 でも、中身のデータは消えちゃうよ」 
というものだった為、世界中から非難GOGO、 該当機種を持っている人は絶望の淵に立たされました。
  
 
想像するにたぶん、Seagateも 対応しきれないぐらい凄い数をすでに出荷してしまってたんでしょう。
機種的に、確かに、その時期にはスペック的にも値段的にもちょうどいいものでした。
 
 
で、もちろん 僕も それを買って使ってしまっていたわけです(泣)。 
そして、まんまとロック!  本当に、ある日 突然 全く認識しなくなったわけです。 いえ~い(大泣)。
  
 
いろいろ調べてたら、ちょうどその時 お祭り騒ぎの真っ最中で、ヤンヤヤンヤと僕もお祭りに参加するはめに。
 
  
 
しかーし!! そこはさすがの だいもによん 村田!
 
僕は毎晩、 枕元に立つおじいちゃんに、「バックアップはマメにとりなさい」と言われていたので、
実は大した被害はなく、 強いて言えば 買ったばかりのHDDが即効、「文鎮」になってしまった というぐらいだったので、
「金返せ!」とは思ったものの、軽い気持ちでお祭りに参加しておりました。
 
 
しばらくしたら、ネット上の「神」とよばれる方々の間でいろいろな解決の手段が考案されておりました。 
 
が、その「解決手段」の難易度の高いこと、高いこと。 物凄くハードルが高い。
「よくこんなことできるな」という感じのものでした。  
HDDを分解したり、よく分からない結線をしたり、変な部品が必要だったり、変なコマンドを入力したり、、、
 
  
初めは、「こんなの無理だ」と思っていたのですが、よくよく考えたら バックアップもちゃんとあるし、
これはいっちょチャレンジしてみっかな という気になったので、
いろいろパーツを集めて、挑戦してみることにしました。
 
 
でも、本当に難しくて、初めは意味が全く分からなかったので、パーツを取り寄せてる間に、
いろいろ猛勉強して、だいぶ理解できたところでいざチャレンジ。
 
 
まず、こんなのが必要。  USB-シリアルポート変換チップ HDDとはシリアル通信をします。
 
 
P1000410.jpg
 
 
 
で、こんなふうに 下手くそハンダで一生懸命つないだり、専用のコネクタ(プローブ)を作ったり、、、
 
 
P1000413.jpg P1000416.jpg

  
 
 
5Vの電源とか、GNDとったり、なんやかんやいろいろ繋いで、こんなんなって、、、、
 
 

P1000417.jpg
 
  
 
 
で、パソコンに繋いで、 なにやら怪しげなコマンドラインを打ち込んだり、、、、
 
 
P1000418.jpg P1000421.jpg
 
 
 
  

あげく、途中、HDDの基板を外して間に挟んでおいた紙を、電源を入れたまま引き抜く!! 
電源を入れたまま、HDDと基板を接続!! ここミスると全てが おじゃん! 全てが おじゃん! ドキドキ
(たまたま手に取った紙に、出前注文メモ「魚としょうが焼き御膳」の文字がっ!)
 
 

P1000419.jpg 
  
 
 
  
 
 
ハァハァ こんなムズいの初めて。 失敗したら、一撃でぶっ飛ぶところでしたが、、、
 
無事、大成功! しっかり認識しました。 ばんじゃーい、ばんじゃーい。
 
  

って、まあ、成功してよかったけど、こんな目にあったHDDをその後も使うわけにもいかず、、、
 
 
 
P1000422.jpg
 
  
ちくしょー 金返せ!!!   
 
 
  
***注意!!***
 
HDDが故障して、 自分で直そうとすると、自分で、余計に 致命的なダメージを与えてしまう可能性があります。
むやみに自分でどうにかしようとするのは危険です。 気をつけてください。
今回のこれは「特殊なケース」です。
 
  
 
 
って、なんの話でしたっけ? 
 
あ、そうそう。 バックアップをまめにとらないと、こんな大変なハメになりますよ って話でした。
 
というか、ホントはこんな 去年の話をしたかったわけではなく、
今年、年明け早々 またHDDが1台ぶっ壊れたので その報告をしようと思ってたんです。
  
 
今回は、HDDの情報領域(MBR)が壊れて、データが読み出せなくなってしまい、
安易にディスク修復をかけたら、余計にデータを壊すハメになりました。 ちくしょー。
結局、データ復旧ソフトを使用して救出。 かなり時間がかかりました。

 
 
いや、僕の扱いが悪いわけではないですよ? 僕は、わりと物持ち良い方です。 ほとんどモノを壊しません。
パソコンなども、性能を上げたい っていう理由でしか買い換えたことがありません。
大抵のトラブルは正しい使い方で避けられる。キチンと使うのには、僕は自信があります。
パソコンの使い方にも、コツがある と僕は思います。 と言うか、よく壊す人には とある特徴があるんです。
その辺のお話はまた別の機会にしますが、
 
とにかく、HDDは キチンと使ってても いきなり壊れるという事が言いたかったのです。
  
しかも、往々にして こういう不運なことは続くもんなんですよね。 ぎゃふん。
  
  
みなさまも、くれぐれもお気をつけくださるよう。  
 
あなたの使ってるHDDも、明日 ぶっ飛ぶかもよ? 大丈夫? 知らないよ?
ネットとかにある、データ復旧屋さん、めちゃくちゃ高いよ?最近のデカいHDDだと ウン十万とか平気でかかるよ?
 
  
というわけで、毎日バックアップとりましょー。  
 
 
 
 
しかし、この前壊れたHDDもSeagate製だし、、、。 相性が悪いのかな。くそう。
去年の事件依頼、新規に買うのはWDにしてたけど、
やっぱり、使ってみた感じとか、いろいろ最近の評判見てると、今はWD製がいいかもです。
 


 
  
 
 

 


 

 

 
 

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