MURATA. Blog

No.30     おもいで補正 の補正              

 
 
tb303big.jpg hardfloor4.jpg roland_tb303_devilfish.jpg
 
 
 
 
ネット界隈で使われてる 「思い出補正」って言葉。 
自分で勝手に過去を美化・補正して 昔は良かった的な話の時に 「それ、思い出補正 入っちゃってるよ」 という感じで使われるんですけど
うまい言い方ですよね 誰が考えるんだろうね こういうの。 

 
ちょっと前に、急に作業のスタート時間が遅くなったので 久々にCD屋さんに行きました。

と言っても2時間ぐらいできただけなので、とりあえず渋谷のHMVへ。
僕はあそこに行くと大体、まず2階に行って
Techno → Hiphop → R&Bなど → Reggae 
という順序で一通り各コーナーを巡るのですが、
その日は久々に行ったからか 最初のTechnoコーナーで盛り上がりすぎて、そこだけでタイムアップになってしまいました。

テクノ・ハウス・ダブステップ 、 新譜から 欲しかったけどまだ買えてなかったものなどいろいろ買ったんですが
 
 
P1000262.jpg
 
 

そん中でも、ちょっとビックリしたのがこれ。

HARDFLOOR 「RESPECT (REMASTERED)」
 
 
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再発&リマスタリング  HMV限定600枚企画  だそうです。
 
  
ここを見てくれてる方にどれだけ伝わるか分かりませんが、
こんな物は僕が買わない理由がないです。 
僕はこのアルバム買うの、いったい何回目だろう? 4回?5回目ぐらいか? その時代、その場所ごとに1枚ずつぐらいあります。
(ちなみに、内容は「アシッドハウス」です。 バリバリの4つ打ち。人間の声一切無し。時代背景的にも ちょいトランシー)

はい。 ええ そうです。 おっさんですよ俺は。    みなさんこんにちは おれ、おっさんです。
 
 
「HARDFLOOR」に関しては、というか正確には「この頃のハードフロア」に関しては 僕はたぶん一晩中語れます。
彼らのオリジナル音源、REMIXワーク、変名いろいろ、当時のサンレコの記事、使用機材、スタジオについて、、、、
ハードフロアの名前を知らない人でも、実はおそらくほとんどの人が 
彼らの別名義で世界的にヒットした曲で彼らが作った音を聞いたことがあって、、、、ベースメントジャックスの方じゃなくて、、、あれがこれで、、、あんな曲もカバーしたりしてて、、、
彼らの音源の音がいいのは、スタジオにSSLがあって、だからあんなにパッキリした、、、、
もともとドイツのCM音楽の、、、、
ああもう。 だれか相手してくださいw
 
 
今回のアルバム「RESPECT」は、彼らの作品の中でも、
いや、今まで僕が聞いた「音楽」の中でも、「一番好き」なんです。   (実は一番がいっぱいあって困っちゃうんですけどw)
 
世間的には、時代的にすごくセンセーショナルだった1stの「TB Resuscitation」
  
  
20081224_406395.jpg
  
  
の方が挙げられる事が多くて、
僕のHARDFLOORとの出会いも、HARTHOUSE コンピに入っていた「Acperience1」 なんですが、
1stももちろん大好きなんですが、
「無人島にどちらか1枚だけ持ってっていいけど どっちにする?」と言われたら
0.02秒で「RESPECT」の方を選びます 確実に。
 
 
 
あのね、
HARDFLOORというと アシッドハウスリバイバルの立役者で
「TB-303の使い方 ぱねー!」 という感じの、 「TB-303」の事ばかりとりあげられますが、
 
それはもちろんそうなんですが、僕はどちらかというと彼らの
「ビートの組み方の神業的なウマさ」 の方が、HARDFLOORが 「神」 である所存だと思うんです。
 
ビートって言っても、ドラムだけの事じゃないですよ? 
ドラムを基本とした、その1つ1つの音色選びと 発音タイミング、そしてそれに絡む303の音色と 発音タイミング 
そして独特の「シャッフル感のコントロール」 (昔あった「ビジョン」というシーケンサ・ソフトのグルーヴクォンタイズらしいです)
 
 
全てが絡んだ上での 「ビート感」 の事です。 「からみ方」 というか。
計算とセンスが完璧なんです。  
 
例えば、、、 あの音と あの音の 一瞬のスキマで 「コッ」 と1発だけ こっそり鳴る音の 音色とタイミングの必然性 とか。
 
ああいけない。 この調子で行くと確実に一晩経ちますw ふう あぶないあぶないw 
 
 
ほんとにね、こんなものを 多感な高校生の頃に聞かされたら、
売り物の「TB-303」を見たいがために、電車で片道2時間かけて渋谷の まだできたばかりの楽器屋さん「えちごや」までわざわざ行って
 
「うをー!!!! これかー! でも使い方全くわからねー! けど うをおおををおー!」 
(もちろん買うお金などありません たしか当時11~15万くらい だからただ見てるだけ) とかやりますよそりゃ。 
 
 
このアルバムに関しては語る事がまだまだあるのですが、さすがにウザいと思うのでここでは止めときますw
 
 
でも、
いつまで経っても ビートルズ 「ホワイトアルバム」 について嬉々として語る人たちがいるように
僕もこの 「RESPECT」 についてはいつになっても語るんだと思う。
 
それだけこの作品には、ただ単に懐かしいだけではない
時代とは関係のない いつまでたっても色褪せない 「奇跡的な何か」 が入っている と僕は思う。
今回のリマスター盤を聞いてなおさら確信しましたよ。
 
 
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(上が何回目かに買ったオリジナル盤(ソニー)、下が今回の。 
ソニー盤は帯にタイトルが「レスペクト」って書いてあります。今回のは「リスペクト」  って誰に向けて細かい事説明してんだ俺はw)
 
  
ちなみに肝心な「リマスタリング具合」ですが、 だいぶいい感じでした。
全然無理の無い、自然なマスタリング。
元が94年の音源だから、(時代的にDATマスターかな?)
現在の音圧ガッチリ音源とは程遠いレベルなのを、
ヘンに現在の音源と対抗したりせずに、ちょうどいい塩梅で上げてあります。
この手の音楽は、聞こえ方のバランスが変わるだけで、だいぶノリが違って聞こえてしまいますが、
このリマスター盤にそれが全く無いとは言いませんが、大事なところが崩れていないので とてもいいと思います。
 
 
しかも、今回のボーナストラックが!!これまた!! 気が利きすぎてこわい!
アナログ盤でしか出てなくて、でも僕は好きすぎて本気で擦り減るぐらい聞いていた
「MAHOGANY ROOTS」のREMIXが!!   (あ、今これ書いてる時にジャケの誤字、みっけちったw)
HMVの人は俺の 「き も ち」 を知ってるの? というぐらい感激してしまいました。
これは 「ありがとう」 としか言いようがないです。まじで。 
 
 
って、なんだかHMVの回し者みたいになってますがw、僕はHMVに知り合いは一人もいませんのであしからず。
  
 
なんだかすごく得した気分になりました。
この感じ、分かってくれる方がいたら ぜひ僕と友達になってくださいw 
よろしくおねがいします 

それでは さよーなら
 
 
 

No.29     かるい落し穴                   

 
 
Gmail.jpg
 
  
ウチのBOSSもこっちで挙げてますが
なにやら便利らしいです。 Gmail (← 二人揃っていまさら感 丸出しですいませんw)
 
 
僕も、だいぶ前からアカウント自体は一応作ってあって、
ただ、僕はネットを使うようになったかなり初期の段階から、
いわゆる 「捨てアド」 をいっぱい持っていて、
 
「仕事に使うのは このアドレス」
「うざいメールがいっぱい来そうな 会員登録系は このアドレス」
「もっとどうでもいいのに使う、迷惑メール バッチこい なのはこのアドレス」 
「音楽ソフト系の登録で大事なお知らせが来るのは このアドレス」

と、今考えてみると 自分で最初から 「フィルタリング・ラベル付け」 をする使い方をしていたので、
全然迷惑メールとか宣伝メールに悩まされた事はなかったんですが、

なんか周りで 「@gmail.com」 が増えてきたので 
僕も流行に乗り遅れまいと、特に必要性を感じないまま、いろいろいじってみたんです。

と、そしたら 思わぬちょっとした 「落とし穴」 にみごとに落っこちましたw
まあ、大した事ではないですが、同じ状況になる人もいるかもしれないので、一応なんとなく書いておこうかな と。


Gmail 便利機能の一つに 「いろんなメールアカウント 一元管理」 ってのがあります。
要するに、自分が使ってる別のアドレスも全てGmail上で受け取れて、
Gmail上でそれぞれのアドレスになりすまして(?)送信もできる。 便利っすね。

で、僕もこれをやろうとしたんです。
普段、「@nifty」 をメインで使ってるので、
それもGmail上で受け取るようにしようと。 で、設定しました。

僕はその 「@nifty」 に来たメール 新しいのから古いのまで全てを、
会社のPC、家のPC、 そして携帯電話 でも見れるようにするために、
メーラーの設定項目の 
 
「メッセージのコピーをサーバーに保存」 
 
という機能を 「ON」 にしています。
通常のメーラーならほとんどこの機能があって、 これを 「ON」 にするとどこでも同じメールが見れます。
 

で、ここからが問題なんですが、
Gmailで他のメールアカウントのメールを受けれるように設定する時、
同じ項目 「「メッセージのコピーをサーバーに保存」  みたいなのがあります。

「これはONにしなきゃな」 とONに設定したところ、
「@niftyはこの機能が使えません」 とかなんとか、エラーメッセージがでました。

「あらら、そうなのか しょうがないな じゃあ無くていいか」 と設定を完了したら、、、、
 
 
 
  
                   
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『Gmail が@nifty にあるメールを受け取ったとたん
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        もとの @nifty に残っていたメールが全て消えた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 
 
 
 
 
って、まあ 考えてみりゃ当たり前のことでしたww 
「@niftyはこの機能が使えません」 というのが 「nifty」 だけなのか、僕の設定がおかしかったのか分かりませんが、
(そもそもそういう機能をGmailが付けてるんだから普通はできるはずなんだろうけど、、、)

とりあえず、やっちゃったw きれいさっぱりすぎるw
  
  
と言っても、PCのメーラーはメールをいちいちサーバーからダウンロードしてるから
PCのメーラーには古いメールは残ってます。

これの影響を受けるのは、最近 各プロバイダがやってる 「ブラウザでメール」のサービス
携帯電話で見るときなどのように、
「ブラウザを通してサーバーの中身を直接見る場合」 だけです。 
こうなると、サーバーの中身は きれいさっぱり カラッポ です。 ちょっとビックリしたw
 
メッセージのコピーがサーバーに残せないとなると、
全てのメールを 「Gmail上 でしか見ることができない」 ってことですね。

いやちょっと違うか。
新しく来たメールも、一度Gmail上で受け取ってしまったら、
PCのメーラーや、「プロバイダ側の」ブラウザメールでは見れません ってことかな。

んんー  まあ、それでもいいんだけどもね。 携帯でも見れるからさ。 、、、でもなんかなあ。
強制的に「Gmailにしろ!」ってのが気に食わねえ!  ってそんな事誰も言ってないですけどもw
 
 
とりあえず、メール自体を僕と同じような使い方してる方は
 
「メッセージのコピーをサーバーに保存」 
 
この設定、注意してくださいね。 
生活のパターンから、自分なりに構築したいろいろなシステムを一旦、組み直さなきゃいけなくなります。
 
それ、結構メンドクサイし、  
僕はブラウザメールは、yahooもhotmailも使ってますが、なんか画面のごちゃごちゃがあまり好きじゃないので、
Gmailもまたお預けかなあ。 
でも、便利そうなので使ってみたいから、また設定を探ってみてなんか分かったら報告します。
 
 
 
そんでは またね
 
 
 
 
 

 
 
 
 

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